和風のチカラ

「個室」ではなく「つながり」

和風のチカラ

「和室」には特別な「ちから」があるのではないかといつも思っています。
和室というと、最近の新築住宅には配置されないこともあるほど、その存在が薄くなってきています。単に畳替えやフスマや障子の張替えなどメンテナンスにお金が掛かるということ以外に、なんにも使っていない部屋になってしまうという残念な考え方も多くあると思います。
確かに個室として和室を配置すると、客間か子供部屋になってしまい、空間の使い方としては確かに残念なことになってしまいます。
ただ、下記のような使い方を考えたことがだれしも必ずあるはずです。

リビングから続き間として和室を設けた場合、建具やフスマを開け放って開放感のあるリビングを演出することができ、閉めればお客さんを迎え、宿泊してもらえる部屋に早変わり。赤ちゃんなどを寝かせるにはさらにもってこいだし、そのよこで大人がゴロっとすることもできます。ダイニングテーブルではちょっとという人数が来たときの食事の場から、照明を暗くしてひとりお酒をちびりとなんてこともできます。
個室としての和室の考え方ではなく、他の部屋とのつながりによる可能性です。

「空間」としての考え方

「和室」というと、茶室のようなしっかりとした和室を考えがちですが、もっとフレキシブルに和室を楽しめばよいと考えます。先ほど書いたような便利な使い方ができる和室というものをインテリアのなかで提案していきたいのです。
日本に生まれたからには、清々しい畳の香を知らない人はいないでしょうし、そこでのゴロ寝と掃出しの窓からの畳を這う床レベルの風の心地よさは格別なものです。

「和室のちから」とは実は私たちに昔から備わっている「空間を上手に使う技術」なのです。
その技術を生かすために、いくらかのお手伝いができないかなと思っています。


快マンション・コンサルタント ブログ

cro-8 interior design.

インテリアのデザインやコーディネートを考える場合、私が大切にすることは、そこに永く居る人の気持ちです。
自分の空間に気持ちよく居ることができることを考えること、「居心地のデザイン」が私の仕事です。

TEL:042-860-4130

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